鬼死骸八幡神社

神社名鬼死骸八幡神社(オニシガイハチマンジンジャ)
通称お八幡様(オハチマンサマ)
鎮座地岩手県一関市真柴字蒲沢3番地6
祭神八幡大神
例祭日4月1日 9月15日
管理者 〒021−0901
岩手県一関市真柴字蒲沢15番地
三上雅靖氏
電話 0191−23−5938
由緒

 創始は不詳

 江戸時代に編纂された宝暦風土記、安永風土記に記載あります

 安永風土記(抜粋)

 鬼死骸村
一 一村鎮守
   八幡社
    一 小名 井戸沢
    一 社地 竪拾五間横廿間
    一 社 東向三尺作
    一 鳥居 東向
    一 地主 井戸沢屋敷伊左衛門
    一 別当 当郡上黒沢村羽黒派明照院
    一 祭日 三月十五日 八月十五日

※現代語簡訳 鬼死骸村一ヶ村の鎮守である八幡社は、井戸沢という所にある。境内地は縦約30m×横約35mある。社殿は東向きで、90cm四方(0.25坪)。鳥居があり、これも東向きである。土地の所有者は、井戸沢屋敷の伊左衛門という者である。別当は磐井郡上黒沢村の羽黒派修験の明照院である。例祭日は三月十五日と八月十五日である

 その後、明治頃に井戸沢から鹿島神社境内に遷されました

 真瀧村誌(大正15年12月上梓より抜粋)

○八幡神社 真柴 祭神 品陀別尊 石宮
      康平5年源義家ノ勧請ナリシモ、今ハ鹿島神社ニ合祀ス

 その後、御神体を遷し現在地には昭和初期に祀られました

 「鬼死骸」に関しては、鬼死骸伝説もご覧下さい
見取り図 交通
 一関市中心部から国道342号を花泉町方面に南下し、東北新幹線の高架が道路直ぐそばまで近づいた頃、「真柴八幡前」及び「八幡」のバス停留所がある

 そこのT字路を左折、東進、高架下通過、十字路直進、アスファルト舗装の狭い市道を進んでY字路右折、水路に沿って進行、別当宅門口を右折、ほどなく参道

 ここまで国道から約400m


境内のたたずまい

写真1
境内入口の写真  アスファルト舗装の市道から直ぐに参道に入ります

 石段を登って鳥居をくぐると両側にヒバの並木道が続き、その先に石段と社殿が見遙かせます

 鳥居右脇の石碑は馬櫪神の碑です
写真2
参道登り切った所の写真  参道を登り切ると狛犬が居ます

 本殿の左右には石祠が並んでいます


写真3
本殿右側の写真  写真中央が拝殿です

 鈴緒が垂れていますが、社額は見えません

 拝殿の写真右に幣殿が続いています

 幣殿の奥に石宮の本殿が鎮座しています


写真4
本殿正面の写真  権現作りの奥に石宮の本殿が見えます

 例祭神事の直後に御神酒を戴くところです

 このあとゆっくりと御直会で語らいます