| 神社名 | 八幡神社(ハチマンジンジャ) |
|---|---|
| 旧社格 | 村社 |
| 鎮座地 | 岩手県一関市花泉町涌津字舘69番地 |
| 祭神 | 品陀和気命(ホンダワケノ、ミコト) |
| 例祭日 | 旧8月15日 |
| 宮司 | 鈴木勝氏 |
| 連絡先 | 〒029−3207 岩手県一関市花泉町油島字鴻ノ巣87番地 鈴木勝氏 電話 0191−82−4565 |
明応2年(AD1493)葛西信重の臣岩渕民部をして正八幡の神霊を涌津麻呂森に勧請し、武運長久を祈る
その後葛西氏亡び岩渕氏民間に下りてより伊達氏の臣瀬上氏涌津城にあり、城主岩渕氏を継ぎて尊崇せしが、同氏本吉郡に移りてより神殿荒廃に帰せり。よって村民挙げて社殿を新築し氏神と仰ぎ信仰したという
交通
JR花泉駅から国道342号を南に約2km境内のたたずまい
岩手県交通「涌津新町」停留所から徒歩約2分
グーグル地図
参道はアスファルト舗装の町道から石段を進む
参道を登り切ると燈籠と狛犬があり、正面は拝殿
拝殿の正面の社額には「八幡宮」とある
虹梁、木鼻、海老虹梁、蟇股、手挟等の彫り物が意匠を凝らし繊細で素晴らしい
垂木(たるき)は普通は平行して打たれるが、ここでは拝殿中央から放射状に組まれている扇垂木で、高い技術を見せている。扇垂木は、写真3にも写っている
左から拝殿、幣殿、本殿
参道を登り切った所に宝物収蔵庫があり、国指定・重要文化財・工芸品の鉄五輪塔地輪が納められている