吾勝神社

神社名吾勝神社(アカツジンジャ)
旧社格村社
鎮座地岩手県一関市萩荘字芦ノ口286番地
祭神吾勝勝速忍穂耳尊(アカツ、カチハヤ、オシホミミのミコト)
少名彦名神(スクナ、ヒコナのカミ)
日本武尊(ヤマト、タケルのミコト)
例祭日4月25日
宮司山本茂樹氏
連絡先〒021−0902
岩手県一関市萩荘字芦ノ口47番地
山本茂樹氏
電話 0191−38−2136
由緒
中殿=吾勝大神  人皇12代景行天皇御代、日本武尊東夷征伐の折、吾勝大神を祀る

左殿=白鳥大神  延暦20年(AD801)坂上田村麻呂東夷征伐の際、日本武尊を合祀す

右殿=少名彦名大神  康平5年(AD1062)源義家を崇敬し、永治元年(AD1141)藤原基衡少名彦名を合祀し社領を寄進す。養和2年(AD1182)藤原基衡と二代続いて崇敬す
見取り図 交通
 岩手県交通「自鏡山前」停留所下車、表参道は約200mで社務所。社務所から山道を約0.5kmで二の鳥居前広場。そこから石段と山道を登って約250mで拝殿

 裏参道は、「上芦ノ口」停留所から未舗装道路を南下して自鏡山を反時計回りに登り二の鳥居前広場に至る。林道のため途中分かれ道が多く注意を要する

境内のたたずまい

写真1
参道入口の写真  国道457号から続く表参道
 平成15年10月26日、国道からの入口に社標が新設されました
 参道の見えなくなる辺りが一の鳥居と社務所です
 正面の山が吾勝神社の鎮座する自鏡山(じきょうざん)です
従前の参道入口の写真

写真2
一の鳥居の写真  向かって左の建物が社務所です
 正面は一の鳥居です
 車はここまでになります

 自鏡山にはこの地方の原植生とも言えるブナの自然林が残されています
写真3
二の鳥居の写真  写真の右奥から登って来る表参道と、写真左手前から進入する裏参道はここの広場で合流します

 東屋のある辺りには、以前は神楽殿等が建っていました
 正面には二の鳥居があり、その先の石段を登ります
写真4
拝殿の写真  山道を登り最後の階段とその先の拝殿です
 拝殿に向かって右の建物は神饌殿です
 写真の手前には岩盤に続いていそうな大岩があり、直接手水鉢が彫られています。井戸もないので天水を利用して手水鉢としたのですね
写真5
社額の写真  拝殿正面には「吾勝神社」の社額があります
 金具の付いた桟唐戸が床しさと重厚さを引き立たせています
写真6
本殿等の写真  写真の右から、拝殿、幣殿、本殿です
 拝殿・本殿共に構造、彫刻共見るべきものがあります
 本殿の掛魚は鶴の彫り物で、瓶束は亀が彫られています
 本殿下の石垣は平成15年5月26日発生の気仙沼沖地震(気象庁の正式命名はなかったので、異称あり)で一部崩れてしまいました

 ここから更に奥宮へ登ることが出来ます


平成18年5月13日現在で更新

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